2021冬
丁寧に時を重ねていく。
〜 心にうるおいを添えつつ 〜
サステナブルを意識したり、おうち時間が長くなったりしたことで
「ものを大切にする気持ち」に向き合う機会がより一層増えた陽子さん一家。
職場では展示会に備えて小道具を手直ししたり、
衣替えのときに出てきた古いニットをほどいた糸でダーニングをしたりと
それぞれの暮らしの中でもアップサイクルを楽しみました。
そんな中、解体する家屋から家具や小道具を取り出し、メンテナンスして再び世に送り出す
「リビルディングセンタージャパン」を息子がSNSで見つけ、夫も関心を持ったことで
今度の連休は家族で長野県へと旅行に出かけることに。
季節のイラストを描く参考にと手に取った俳句の本をきっかけに
俳句の世界に興味をいだいていた陽子さんは、
長野県に行くなら小林一茶の記念館を覗いてみたいとも希望を出してみます。
娘はそばがおいしい所のガレットを食べてみたいと提案。
実際の旅行ではそれぞれの希望に加えて、野尻湖湖畔でのんびりとしたり
来月のクリスマスの飾りについて娘がひらめいたりと
実りの多い時間をすごしました。
旅先や日常で「リユース」「リサイクル」といった取り組みにより深く触れ、
自分の暮らしにどう取り入れ、活かしていけるかを考える陽子さん一家。
気温が下がって乾燥が気になるシーズンに突入しても、
心をうるおすような発見や経験を重ねていきます。
そんな陽子さんの「冬」の心持ち。