2023 Spring & Summer
想いをつなぐ、春色ノスタルジー
庭で育てている植物。花が咲き終わったら剪定して捨てるだけというのも
なんだか寂しい気がして、何か使いきれる方法はないかと探してみました。
そして見つけたのが、市内のカフェで催される花びら染めのWS。
近い日程の予約が取れたので、さっそく花好きの娘と一緒に参加することに。
生地の上に花を並べていく作業は、子どもの頃に親と楽しんだ花遊びを思い出させ、
何だか懐かしい気分。手軽にできそうと感じたので、春彼岸の帰省に備えて
娘と一緒に花びら染めで手土産をつくってみようと話しました。
その帰省の日、久々に実家を訪れた私たち家族を両親は大歓迎。
手間のかかる春の山菜料理やたけのこ料理を用意してくれていて、
その気持ちに感謝しながら、懐かしい母の味に舌鼓を打ちました。
花びら染めをしたエコバッグをプレゼントすると、
両親も昔の花遊びを覚えていてくれて、思い出話に花を咲かせるひとときに。
息子はタケノコや山菜など、自分で収穫できる地元の食材に関心を持ったようで
シーズン中に父と夫の男三人でタケノコ狩りに行く約束をしていました。
ちょうど先日、職場のクリーニングデーイベントで
春の山菜料理が似合いそうな食器を見つけてきたところです。
彼らが収穫した山菜も、美味しく仕上げてみせようと気合を入れました。
4月に入ったら夫と娘、愛犬と一緒に桜と菜の花が美しい名所へ花見に。
快晴で気分も良く、青空と桜と菜の花のコントラストに心も躍ります。
私たちは愛犬の写真を可愛く撮る競争をしたり、実家で貰った野菜入りのお弁当で
のんびりピクニックを過ごしたりと、楽しい時間を過ごしました。
ものを丁寧に使うよう[暮らしのものさし]を変えることで
家族との時間も充実してきたように感じます。こんな日々もいつか子どもたちと
懐かしく語り合えるように、いろんな思い出を作っていきたいと思いました。