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ふだん捨ててしまう生ゴミが資源に変わる「コンポスト」とは?

9/24(土)に開催する「循環のある暮らしを楽しむコンポスト講座」。
そもそもコンポストってなに?興味はあるけど難しそう…と思われる方も多いのでは。

今回はそんなコンポストを簡単に解説します。気になる方はぜひイベントにご参加ください♩

コンポストとは?

コンポストとは「堆肥(compost)」や「堆肥をつくる容器(composter)」のこと。家庭からでる生ごみなどの有機物を、微生物の働きを活用して発酵・分解し、堆肥化させます。

これだけ聞くと、なんだか難しそうに聞こえるのですが、ざっくり言うと「各家庭で取り組むことができる、生ごみの減量・リサイクル活動」です!


コンポストでできた堆肥の使い道

コンポストでできた堆肥は栄養価が高いです。植物が必要とする栄養素(窒素・リン酸・カリウム)が豊富に含まれているため、堆肥を混ぜると土がふかふかになり、保水性や排水性、通気性が高い良好な土になっていきます。

家庭菜園やガーデニングに活用するのがオススメ。


コンポストのメリット

家庭でのメリットだけでなく、環境へのメリットもたくさんあります。

  • 生ごみを捨てる手間がなくなる
  • 生ごみを捨てるときに使うビニール袋が必要なくなる
  • 栄養豊富な堆肥を自作することができ、家庭菜園やガーデニングに活用できる
  • ごみが減り、自治体が焼却処分するための手間や燃料、費用が減る
  • ごみの焼却が減るため、処理につかう二酸化炭素の排出量が削減される

自治体によっては、ごみの減量化を推進するために、生ゴミ処理機やコンポスターの購入代金を一部負担する制度があるそうです。ぜひご自身の自治体をチェックしてみてください♩


コンポストの種類

コンポストをするための道具であるコンポスターは、処理の方法や、容器の形状、工夫などによって、いくつか種類があります。例えば、畑でよく見る「土中式」、電気を使って自動で混ぜる「電動生ゴミ処理機」、容器ごと回転させる「回転式」など。

今回開催するコンポスト講座では、庭や畑がなくてもベランダで手軽に取り組むことができる、ダンボールコンポストをお教えします!

ダンボールコンポスト

電気を使わないため、費用が少なく、環境にもやさしいコンポスター。

においも少なく、場所も多く取らないので、集合住宅のベランダでも取り組むことができます。

基材など必要なものは講座でお渡ししますので、すぐにご家庭で取り組むことができますよ。気になる方はぜひお申し付けください。

コンポストで生ごみを堆肥として生まれ変わらせ、その堆肥を使ってお野菜を作り、美味しくいただいたお野菜の切れ端はまた堆肥となる。ふだん「生ごみ」と思っているものは、「循環する資源」という新たな価値になるかもしれません。

お子さんやご家族と、おうちで簡単に始められるエコなライフスタイルを始めてみませんか?