6/15(月)「Elämäプロジェクトさんゲスト!フィンランドの森から学ぶマイタイム講座〜幸福度No.1の国の暮らしかた〜」を開催しました!@オンライン(Keitto Ruokala)
淀屋橋にある北欧をコンセプトにしたレストラン・カフェ「Keitto Ruokala」(通称、ルオカラ)では
現在、北欧文化発信の場として様々な北欧イベントを精力的に開催しています。
前回のイベントに引き続き、今回もオンラインにてイベントを開催しました!
今回は、フィンランド生涯教育専門家として、各地で講演やツアーを開催されている
Elämäプロジェクトの代表、石原侑美さんをゲストにお招きし、
フィンランドの森のチカラと人との共生について、また、森で過ごす自分のための時間「マイタイム」の習慣についてお話いただきました!
実は似ている?フィンランドと日本の共通点
幸福度が高いことで知られているフィンランド。
その幸福度を支えていると言われているものの一つに「SISU(シス)」という根性論があるそうです。
シスとは、辛いときも諦めない精神のことで、
そんな根性論、日本にもありますよね。
実はフィンランドと日本は共通点がたくさんあるのだそうです。
例えば、内気でシャイだけど、酒場やお風呂ではフレンドリーになる国民性や、真面目で時間をきっちり守る性格。
また、自然の観点だと、国土面積の70%が森林地帯ということも共通しています。
旬を楽しむ日本と、自然と共生するフィンランド。
どちらも豊かな自然を楽しみ、大事にしている国といえます。
フィンランドの森ってどんなところ?
フィンランドの森は、自然保護の観点から定期的に間引いているので、うっそうとしておらず、
「怖くない森」なのだそうです。
また、自然享受権という考え方があります。
人類には平等に自然の恵みをいただく権利がある、という考え方なのですが、
簡単に言うと、そこらへんのベリーやきのこ勝手にとってもいいよ、という権利です(笑)
そうはいっても、フィンランド人は自然をとても大切にするので、
勝手にとったものを売るようなことはなく、自然の恵みを大事にいただきみんなで共有するというスタンスだそうです。
フィンランド人はなぜ森に行くのか?
フィンランド人はよく森に出掛けるといいますが、
何をしに森に出掛けていくのでしょうか?
石原さんは、「フィンランド人は、森に何もしないことをしに行く」といいます。
デンマークの森のようちえんの園長が、
森のようちえんではなぜ子どもを連れて森に行くのか?と問われたとき、
「部屋の中と違って制限のない森では、自分がありのままでいることがきる。そして自分と向き合い内省することができる」
と答えたそうですが、
フィンランドの人々にとっても、森とは自分を見つめる場所や時間なのだそうです。
そして、このような自分のための時間を石原さんは「マイタイム」と呼びます。
誰かのためではなく、自分のために使う時間。
エクササイズや、趣味の時間、仲間と過ごす時間、、
自分が心地よいと感じる時間を1日のうちに5分でもいいからとることで、自分と向き合うゆとりを持つことができ、
また人に対しても余裕をもって接することができるそうです。
フィンランドの森の動画も流していただき、フィンランドの森を感しながら、
参加者の皆さんと「マイタイム」を楽しみました♪
皆さんもぜひ、ルオカラで北欧を感じながら一人の時間や友人と過ごす「マイタイム」の時間を過ごしにいらしてください♪
また、今回はオンラインでのイベントでしたが、また石原さんの店内開催のイベントも予定しております!
お楽しみに♪