２０２０WINTER２/EARLY SPRING

冬晴れの春待ち家暮らし

年の瀬を迎え、カレンダーももうすぐおしまい。お部屋を見渡してこの１年を振り返ります。 今まであたりまえに思っていたことを見つめ直し、暮らしが
より楽しくなり環境にも優しくなるような「あたらしいあたりまえ」を
学び取り入れてきた１年。 思い出がたくさん詰まった手作りのものが少しずつ増え、自分で出来ることも増えたことにささやかな喜びを感じます。

年末には岐阜へ帰省。去年よりもお節づくりに積極的な子供たちを見て成長を感じます。 年が明け、福笑いやカルタ・凧揚げをして昔ながらの
お正月あそびを楽しみいつもと変わらないにぎやかなお正月を過ごします。

冬休みも終わり、一人時間ができたので気になっていたお手紙カフェへ。
このお店では公園に面した窓際に机と椅子があり、お茶を飲みながら
ガラスペンとインクで手紙を書くことができます。
北欧や東欧の絵柄のかわいいペーパーをカットして作った店主さん
オリジナルの便箋と封筒を発見し、 秋の家族旅行でお世話になった
いとこの恵さんへ旅行の思い出と感謝を綴り写真も添えてポストに
投函します。 ここで購入した身体と心を整える生活の本を読み
去年の経験を踏まえて今年の過ごし方について考えながら
ひとりフィーカタイムを楽しみます。

冬晴れの週末には、地元の春野菜や春を感じる手作り小物がならぶ
「春の足音クラフトマーケット」へ家族で行くことに。
春の草花の刺繍小物やアクセサリー、お花のクッキーや新鮮な春野菜。
そっと春を運んでくれるような、かわいらしい小物や雑貨が並びます。
地元の新鮮な野菜を使った「春待ちスープ」作りの ワークショップに参加して
改めて野菜の旨味の引き出し方を学びました。

お部屋の中にも春を取り入れようと余ったハギレで家事小物や
子ども達のマスクを手作り。ちょうの形の鍋つかみや、刺繍入りのふきんを
使うと家事も楽しくなります。 ワークショップで教わった方法をアレンジしてにんじんスープを子供たちと一緒に作り、にんじん嫌いを見事に克服！
旬の野菜のパワーに助けられました。
家族の成長と去年の暮らしぶりを振り返り、手仕事をしながら暖かな春を想い待ち望む…そんな穏やかな家暮らしを提案します。