2021年春に大阪市内から大東市(四条畷)に移転した北欧レストラン「Keitto Ruokala」(通称、ルオカラ)。北欧の文化と豊かさを発信するフラッグショップとして、様々な北欧イベントを企画しています!
大東市でも定期的に開催していくイベント、その名も”北欧night”
6月から、毎月の北欧の歳時記を楽しめるイベント「北欧night」がスタートしました。
その記念すべき第一弾のテーマは、夏至祭。
そう、北欧で6月といえば・・・夏至!
実は、特にスウェーデンとフィンランドにおいて「夏至祭」はクリスマスに次ぐBIGイベントで、大切な日です。北欧では、長~~く暗~~~い冬を終え、迎える夏は本当に本当に!!待ち遠しい瞬間です。みんなでお酒を飲みながら夏の訪れをお祝いします。
北欧ナイトイベントでは、北欧各国の夏至祭の過ごし方をクイズを交えながらご紹介したり、実際にフィンランドのマッカラ体験をしたりしましたよ♪(マッカラ体験とは!??→読み進めてみてくださいね!)
せっかくなので、スウェーデンとフィンランドの夏至祭の過ごし方について、少しご紹介しますね♪
スウェーデン
クリスマスと匹敵するほど大切な祝日で、前日から祝日となりミッドサマーホリデイ(連休)を楽しみます。日照時間はなんと20時間!食べて、飲んで、歌って、ダンスして、がスウェーデン流夏至祭の過ごし方。
広場にメイポールと呼ばれる巨大なポールを立てて、町中の人が集まって楽器の生演奏とともに子どもから大人まで伝統のフォークダンスを踊ります。(→Keittoの夏至祭イベントでももりねき広場で再現しました!)その際、女性は野の花で作った花冠を冠るのが恒例です。
夏至祭の時によく食べられる食事は、新じゃが(日本の新米のようなポジション。味が格別!)、ニシンの酢漬け、ディル、サワークリーム、サーモン、チーズ盛り合わせ、ゆで卵、イチゴなどなど。そして、スナップス(じゃがいもの蒸留酒・アルコール度数30度超!)はグイッと飲み干すショットスタイル。
フィンランド
同じくクリスマスと匹敵するほど大切な祝日。バケーションシーズン到来!都心部を離れ田舎へ帰省したり、家族や友人たちとサマーコテージで森を歩き、ベリーを摘み、料理して、食べて、飲んで、サウナに入り、湖で泳ぎ、釣りをして、のびのびと過ごすのがフィンランド流。日が沈まない1日をいつまでも楽しみます。(「スオミの旦那と一生一笑」コラボ企画・あおいさんあれちゃんのアウトドアな夏至祭コラムもご参照ください♪)
夜には、Kokko (コッコ)と呼ばれるかがり火を起こして夏至を祝います。かがり火は大きければ大きいほど良いとされる説があるそうです!
食事は、フィンランドでもやはり新じゃが、ニシンの酢漬け、サーモン、チーズなどは共通ですが、特徴的なのは、マッカラ(ソーセージ)!!
かがり火やBBQで大きなソーセージを焼いてダイナミックに食べるのがフィンランドでは欠かせません。
さて、そんなフィンランド流夏至祭の過ごし方にならって、私たちもマッカラ体験!さすがにここは日本のレストランなのでかがり火は焚けませんが、デンマーク製のそのまま捨てられるエコなミニコンロ(紙、木、炭のすべて燃える原料でできています!)を使って、テラス席でマッカラを焼いて楽しみました♪
こんな感じで、ルオカラの北欧ナイトイベントは、毎月北欧の歳時記に沿って楽しい体験型イベントを企画しています!
次回7月の北欧ナイトは、北欧night~Very Berry ベリーを楽しむ北欧の夏~!
北欧の夏に欠かせないベリー!次回の北欧nightでは、自宅でも手軽に作れる2種類のベリーのスイーツを皆さんと一緒に作るVery Berry なイベントです。ぜひ北欧の夏を感じにケイットルオカラにお越し下さい♪