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【Keitto Ruokala】今月の北欧コース~Sweden~ 7/1~7/31

ついにきた!まちにまった夏の食卓 ~ダールマン家の夏休み~

7月はスウェーデンの夏。国中が1年で最も光に満ち溢れ、「真夏」と言われる一か月です。
北スウェーデンでは「白夜」で夜が訪れても太陽は地平線の向こうへ消えず、一晩中明るい世界。
人々はできるだけたくさんの太陽の光を浴びようと、朝から晩まで外で過ごします。
多くの義務教育は6月中旬~8月中旬の8週間が夏休み。大人たちも7月に4~6週間の夏休みをとるのが一般的です。
子どもたちは学校の勉強を忘れ(なんと宿題もなし)、大人たちは仕事、家事等の忙しい日々から解放され、
ひたすらに自由と美しい自然を満喫します。
ダールマン家は7月の大半を先祖代々続く田舎の家(サマーハウス)で過ごします。
スウェーデンのサマーハウスは簡素な家が多く、中には水道や電気すら通っていなかったりとむしろ原始生活。
あるのはひたすらに自然。エンドレスに続く建物の改装やDIY。そして家族と過ごす時間です。
森でのベリー摘みや日光浴、屋外でのバーベキューなどを自然を満喫します。
スウェーデンの1年間のうち、もっとも明るく外で過ごす時間の多い季節をとにかく楽しむ。
そんな一家の休暇の食卓を再現しました。シンプルに素材の味を楽しむ夏の味をぜひご堪能ください。

【お品書き】

魚介のグリル エビとサワークリームのブルスケッタ 
【Story】
釣りはサマーハウスでのアクティビティのひとつです。ダールマン一家が滞在するのはかつては漁師の島で、カレイやヒラメの本格的な網漁を行っていました。今はそんなにたくさん魚を釣るわけではありませんが、それでも時々のんびりと魚を釣りながら、自然の静けさを感じます。桟橋やボートでのんびりしていると、自然と一体になったかのような気持ちになります。
【Menu】
Storyの1日をイメージし、魚介のグリルをご用意しました。サワークリーム、茹でエビ、トビコ、そして夏に欠かせないディルをのせた、2種類のクラッカーの彩りブルスケッタと共にお楽しみください。

きゅうりとアボカドの冷たいスープ
【Story】
7月のスウェーデンは1年間で最も気温が高くなります。湿気は少ないのですが、太陽の日差しが強く、じりじりと焼き付けるような暑さです。そんな時は思いっきり水に飛び込みます!夏場でも水温は20℃前後と水風呂のような冷たさで、長く泳ぐことはできません。暑い→水に飛び込み瞬間冷却→日光浴→暑い→瞬間冷却…と、無意味にエンドレスに繰り返す遊びは最高に気持ちが良く、また自然の恵みを体いっぱいで享受する贅沢な体験です。
【Menu】
この時期に旬を迎えるきゅうりを使った、スウェーデンで親しまれている冷たいスープをご用意しました。
アボカドのまろやかなコクとサワークリームの爽やかな酸味が調和した、暑い日にぴったりの一皿です。

豚肩肉のBBQ
スウェーデン風ポテトサラダ添え
【Story】
1年間のうちでもっとも明るく外で過ごす時間の多い季節です。天気のいい日はとにかくバーベキュー。スウェーデンのバーベキューはとてもシンプルで、炭をおこしたグリルでマリネして下味をつけた肉や魚、野菜を焼きます。複雑な味付けをするよりも素材そのものの味を楽しみます。バーベキューに使われる定番は豚の肩ロース。パプリカやキノコ、アスパラや、ネギなども一緒に素焼きしていただくそう。
お肉と一緒に食べるのは新じゃがです。そのまま茹でて食べることも多いですが、夏はサラダにするのも一般的。
【Menu】
ジューシーにグリルした豚肩肉に、ダールマン家から伝授いただいた、温かい茹でジャガイモに、ラディッシュやルッコラ、ねぎを合わせ、焦がしバターを絡める「スウェーデン流ポテトサラダ」を添えた、夏のスウェーデンを感じるひとときをお楽しみください。

自然の恵みをいただくベリーパイ デザートプレート
【Story】
スウェーデンの自然が最も豊かになる季節。スウェーデンの人々がサマーハウスで必ずすることは、ベリー摘み。中でも7月は、スウェーデンの自然が最も豊かになる季節で、野生のブルーベリーやラズベリー、ブラックベリーなどのベリー類が森や道端で摘み放題だそう。ダールマン家も、自分たちで摘んだベリーは朝食のヨーグルトに入れたり、またパイを焼いたりしていただきます。サマーハウスの簡易的なキッチンでも作りやすく、子どもたちと一緒にも作りやすいクランブル風パイが人気。
【Menu】
ダールマン家の夏のフィーカを象徴する、焼きたてのベリーパイ。
冷たいバニラアイスと旬のフルーツを添えて、季節のひとときをお楽しみください。